「キイチ」は実は私の父の名前「喜一」です。

群馬の尾瀬の近くの片品村が、私の生まれ故郷ですが、その特産品の「花豆」趣味で栽培していた父の作品が、大きく立派で、お菓子にできないか？と考えて作ったものです。

父は林業を営んでいました。私と違って熊のように大きい人で、私がパティシエになったことは、テレビに出るぐらいにならなきゃ一人前とは言えないな、とよく言っていたものです。

父亡き今は地元の友人が栽培してくれています。

特選バターたっぷりの濃い抹茶のパウンド生地の中央に、粒の大きい花豆を三日間かけて圧力釜でふっくら炊き上げたものを、どこを切っても花豆が綺麗にでてくるように工夫して、たっぷり入れて焼きあげております♪

YANAGIでしか味わえない美味しさがあります。

是非お試しくださいね。

日経プラス1で2位になったこともございます。